ローカルのプロジェクトの管理をGitHub に移行してみる

現状整理

まずは今の状態を整理すると以下の様な感じです。

新しく Ruby On Rails のプロジェクトをローカルで作成した
いくつか変更は行いましたが、基本は rails new した直後くらい
このプロジェクトを GitHub でバージョン管理を行いたい

Rails の話だけではなく、多分普遍的に利用できる情報だと思います。

GitHub にレポジトリを作成して手順通りにやってみた

GitHub(https://github.com/)を開いて Repositories の『New』を選択する
- ユーザ登録の手順は省略しています
- Repository の作成はヘッダーの『＋』や左カラムの Repositories から可能です
必要な項目を埋めて『Create repository』する
- Repository name は必須
- タイプは Public と Private がありますが、見られて困らなければ Public で
- Rails の場合は README や .gitignore が存在するはずなので、そのあたりは省略
レポジトリ作成後のインストラクションに従ってみる
- 「…or push an existing repository from the command line」がローカルにすでに存在する物を追加するケースに該当する
  - この思考がすでに間違っている
- 手順としては以下の様な形で書かれている
```
$ git remote add origin https://github.com/[user name]/[repository name].git
$ git push -u origin master
```
- 実際に実行すると以下の様にエラーが出た
```
error: src refspec master does not match any.
error: failed to push some refs to 'https://github.com/[user name]/[repository name].git'
```

エラーの解決方法

そもそもローカルプロジェクトが git 管理になっていない
- git init を実行していない
git 管理していないということは git push するべきものも存在しない

ということで、以下のコマンドで解決した

$ git init
$ git remote add origin https://github.com/[user name]/[repository name].git
$ git add -A
$ git push -u origin master
Username for 'https://github.com': [user name を入力]
Password for 'https://vertical-axis@github.com': [password を入力]

これでちゃんと GitHub 管理下に入ったはず
「…or push an existing repository from the command line」じゃなくて、「…or create new repository on the command line」を参考にするのが正解だった、というおバカなオチでした