ある日突然、Oculus Goが起動できない現象が発生したので対応方法を考えてみました。
突然Oculus Goに異変が……
ある日のこと。久しぶりに起動したOculus Goを装着してみると違和感に気づく。まず画面が灰色のままでログインに関する案内すら出なくなっていた。本来であれば、VR空間が表示されて「コントローラーの真ん中のボタンを長押ししたら開始しますよ」って表示が出るはずだけどもそれも無い。そしてしばらくすると突如『ピコッ』という音と共に画面が真っ暗に……。
その後何度試してみても起動画面に辿り着けないし、入力が無いとみなされるのかすぐさま画面が暗転する。スリープに入ってしまう様だ。
どうしてこうなった……。
この挙動は何かに似ていた……
こんな感じで画面が暗転するのはOculus Goを起動中に本体を頭から外した時と同じではないかと考えた。Oculus Goは無駄な電力を消費しないためか、本体を頭から離すと自動的にスリープ状態に入る様にできている。
今回の起きている症状もこれと酷似しており、何らかの原因で「Oculus Goを頭に装着しているのに、装着していないと判定されている」様に見える。
雑に対応してみた
もう少し探ってみると、面白いことに気づいた。『装着しているか?』は人体の額に接する部分のセンサーで確認をしている様で、ここを指で押さえながら動作を確認してみると問題なく動いている様だった。スリープに入らないのである。
つまり、このセンサーが何らかの理由で私の額の存在を検知できないため、『装置をつけていない=スリープする』という流れになっている様だ。
そこで以下の様な形で、額のセンサーをテープと紙で覆ってみた。
そうすると、何ということでしょう!無事に起動画面が立ち上がりOculus Goが使える様になりました!
ただ、この方法の欠点としては、本来の機能である「外した時のスリープ」が使えなくなるので、電力消費が増えたり中断が手軽にできずに面倒になります。(まぁ、電源を短く押してスリープできるんで良いんですが……)
ともかくこの方法で何とか生き返ったのでまだもう少しは使えそうです。
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